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FireFox のディスクアクセスを減らして高速化

  • ローカルディスクの性能が良くない Linux マシン上で運用している FireFox の動作がとても重くて困っていました。
  • ネット上を散々探しまわった末に「Speed Up Firefox by Moving Your Cache to RAM, No RAM Disk Required」という記事に巡りあう事ができました。
  • ポイントは
    browser.cache.disk.enable=false (既存のtrueを変更)
    browser.cache.memory.capacity=-1(新規追加)
    の2つと言えるでしょう。
  • 上記に述べられていた改善方法を試したところ、劇的な効果が認められブラウジングがとても軽快になりました。
  • 私の使っているシステムは、ディスクの貧弱さに比べて相対的にメモリの空き領域やCPUのパワーに恵まれていたのでこの記事に沿った処置が幸いうまく行きました。
  • アドレスバーに「about:cache」と入力することで、FireFox が使用しているキャッシュの統計情報を得られることも初めて知りました。
  • FireFox の性能改善方法というと、上記の記事とは全く正反対のアプローチ、すなわち FireFox が消費するメモリを節約することによりスワッピングの発生を抑えるような方法もありますので、システムの不足しているリソースの違いにより使い分ける必要 があります。
  • <2017-10-22 追記>
    browser.cache.disk.parent_directory という文字列のエントリを新規に追加して値を、RAM ディスク上の任意のフォルダ名(例えば /dev/shm/ff_cache/cache2 等)にすると browser.cache.disk.enable=false の変更をせずとも同様の効果が得られるようです。
    How do you CHANGE the location (away from Drive C) where Firefox stores temporary files?
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またデカくなった。

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