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ブラウザ

Googleスプレッドシート上でマウスホイールを操作すると過剰にスクロールしてしまう問題

ブログの住人さんのケースではホイール1ノッチ分の Up/Down 操作でシートの 47行分が一気にスクロールしてしまうという大胆なものでした。

“Google”,”Sheets”,”scroll”,”mouse”,”wheel”といったキーワードでググると、私と同じ目にあっている人がいて、しかも未解決のようです。例えばこの投稿

かなり久しくこの問題に苦しんでいました。Microsoft Edge や Google Chrome 等では再現しません。

“Vimiun” という Add-on を使って Vim を操作するかの如くブラウザを使いたいブログの住人さんにとって、Firefox 以外の選択肢はありません。

転機は突然訪れました。歴代のLogicoolマウスを愛用してきましたが、現在使っているM590というモデルに買い替える前まで現役だったM545に乾電池を入れて、懐かしのUSBアダプタをラップトップへ plug-in してしばらく使ってみたところ、表題の問題が全く発生しない事に気づきました。

「もしかしてLogicoolの問題?」と気付き、いろいろ連想を巡らし試行錯誤の結果、辿り着いた解決策が「スムーズスクロールをoff」にして使う、というものでした。

“Logi Options+” アプリの具体的な設定例の画像を以下に示しておきますので、困っていた方は試して見て下さい。

Before
After

めでたし、めでたし。

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PowerShell Windows 環境

pipenv 環境下で矢印キーを使い過去に入力された履歴を再利用する方法

PC上でVS Code を使っている場合には全く問題は生じませんが。サーバー等、開発環境を持ち込めないデバイス上でしか起きない問題をデバッグする時など、コマンドラインからの対話的入力操作が必要になってきます。このような場合に入力履歴が使えないと不便を強いられます。

かなり長い期間、解決方法を模索していましたが偶然解決方法が見つかったのでメモする事にしました。

コマンド・プロンプトを使う場合

start コマンドの引数に pipenv を渡します。下記はその事例です。

start pipenv run python

PowerShell を使う場合

Start-Process の引数に pipenv を渡します。下記はその事例です。

Start-Process -FilePath pipenv -ArgumentList run,python

留意点

どちらの場合でも、コマンドを投入したプロセスと同じ画面を共有する為のオプションが用意されています(start では /B、Start-Process では -NoNewWindow)が、これを使うとうまく動作しません。別な画面が開いてしまいますが、入力履歴が利用できるようになるメリットは大きいので目をつぶる事にしました。

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Windows 未分類

どうしても消せない異常な名前のファイルを意図せず作ってしまった時の消し方

下記を試したが何れも失敗

  • エクスプローラからそのファイルを選択して、DEL キーやポップアップメニューの「削除」
  • コマンドプロンプトから del コマンド
  • PowerShell から
    Get-ChildItem . -Filter <ファイル名の一部にマッチする文字列>| `
      ForEach-Object { Remove-Item -LiteralPath $_.Name }
  • コマンドプロンプトから
    del "\\?\<フルパス>"

解決方法

  1. 7-Zip を入手
  2. マニュアルに沿ってインストール
  3. コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行する。-sdel というオプションがポイント
    7z a -sdel temp.zip <ファイル名の一部にマッチする文字列>
  4. カレントディレクトリに出来た temp.zip をエクスプローラなどで普通に消す