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Windows 未分類

どうしても消せない異常な名前のファイルを意図せず作ってしまった時の消し方

下記を試したが何れも失敗

  • エクスプローラからそのファイルを選択して、DEL キーやポップアップメニューの「削除」
  • コマンドプロンプトから del コマンド
  • PowerShell から
    Get-ChildItem . -Filter <ファイル名の一部にマッチする文字列>| `
      ForEach-Object { Remove-Item -LiteralPath $_.Name }
  • コマンドプロンプトから
    del "\\?\<フルパス>"

解決方法

  1. 7-Zip を入手
  2. マニュアルに沿ってインストール
  3. コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行する。-sdel というオプションがポイント
    7z a -sdel temp.zip <ファイル名の一部にマッチする文字列>
  4. カレントディレクトリに出来た temp.zip をエクスプローラなどで普通に消す
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アプリ

FireFox 91.0 へ更新したらブックマークのアイテム間の Spacing が広がってしまったのをパッチを当てて戻す方法

動機

89.0 までは Proton UI を無効化する方法で対処できましたが、このバージョンからはできなくなりました。

どうしても受け容れれないくらい使いにくくなってしまったので、時間を掛けてネット検索したところ、効果的な方法を見つけたので投稿しておきます。

参考記事

方法

Firefox のアドレスバーへ about:config と入力する。

注意して進んでください!」と表示されたページが現れるので「危険性を承知の上で使用する」ボタンを押す。

「設定名を検索」へ次のキーワードを入力。

toolkit.legacyUserProfileCustomizations.stylesheets

値が false と表示されているはずなので、これを true へ変更(右脇の横向き矢印を押す)。

PowerShell を開く。次のスクリプトを順次入力する。

$defaultRelease = Get-ChildItem -Path "$env:AppData/Mozilla/Firefox/Profiles" -Directory -Filter '*.default-release*' | Sort-Object -Property LastWriteTime -Descending | Select-Object -First 1
$container = "{0}/chrome" -f $defaultRelease.FullName
if (-Not (Test-Path -Path $container)){
  New-Item -ItemType Directory -Path $container
}
$chromeCss = "$container/userChrome.css"
if (-Not (Test-Path -Path $chromeCss)){
  @(
    'menupopup > menuitem, menupopup > menu {padding-block: 0px !important;}'
    ':root {--arrowpanel-menuitem-padding: 0px !important;}'
    '.tab-background[selected="true"] {background-color: #f0f0e0 !important; background-image: none !important;}'
  ) | Out-File -FilePath $chromeCss -Encoding UTF8
}

配列を定義(@())している1つ目の要素の” padding-block “へ指定した画素数でメニューアイテムの上下間隔を、2つ目の” –arrowpanel-menuitem-padding ” へ指定した画素数でメニューアイテムの左右間隔を其々調節できる。

3つ目の要素ではタブの背景色を変えている。上記の設定値だと、選択しているタブだけを淡黄色の背景に変えることが出来る。

設定が済んだら FireFox を再起動する、以上。

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Oracle Database 運用 未分類

ORA-28001 the password has expired の対応

Oracle をインストールした後何もしないと 180日目で表題のエラーを受取り、接続障害が発生します。この障害を発生させないためには、あらかじめ運用アカウントへ適用するセキュリティーポリシーを定めて、プロファイルに反映させることが必要ですが、目前で起きている障害を直ちに取り除き、運用を速やかに再開させる為の方法も同じように必要なので対応手順をメモしておきます。

和文表記:
ORA-28001: パスワードが期限切れです。

SQL*Plus 等でDBAとしてデータベースを接続し次のコマンドを実行して、プロファイルの設定状況を確認します。

SQL*Plus を使う場合には事前に次のコマンドを実行しておくと、画面表示が見やすくなります:

set linesize 100 pagesize 250
column USERNAME format a30
column ACCOUNT_STATUS format a20
column PROFILE format a10
column LIMIT format a16

現状、DFAULT プロファイルの設定がどうなっているかを調べるのが次のSQLです。

select LIMIT from dba_profiles where RESOURCE_NAME='PASSWORD_LIFE_TIME' and PROFILE='DEFAULT';

初期値のままだと次の様に表示されます。

LIMIT
----------------
180

データベース作成後180日目以後に大騒ぎにならないようにする為には次のSQLを実行しておきます。

ALTER PROFILE DEFAULT LIMIT PASSWORD_LIFE_TIME UNLIMITED;

パスワードの有効期限が切れているアカウントの現況を調べるには次のSQLを実行します。

select USERNAME,ACCOUNT_STATUS,EXPIRY_DATE,PROFILE from dba_users where username = 'アカウント名';

上記の問合せ結果からパスワードの有効期限が切れている事は”EXPIRED”というキーワードで確認できます。

USERNAME                       ACCOUNT_STATUS       EXPIRY_D PROFILE
------------------------------ -------------------- -------- ----------
アカウント名                    EXPIRED              日付時刻  DEFAULT

このアカウントを有効化する為には次の SQL を実行します。

ALTER USER アカウント名 IDENTIFIED BY 新しいパスワード;

これで終わりです。