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Oracle Linux 6.7 がカーネルのブート時にハング

Dell Latitude E4200 へ Oracle Linux Server release 6.7 をインストールして使っている。
詳しく経緯を書くと2年前に 6u4 をインストールして、アップデートを重ねて 6u7 へ進化した。
結果をまとめると次の通り。”NG” と表記したカーネルを選択すると、直後にハングすることが分かった。原因や回避策は只今調査中。

NG Unbreakable Enterprise Kernel (2.6.39-400.250.11.el6uek.x86_64)
NG Unbreakable Enterprise Kernel (2.6.39-400.250.10.el6uek.x86_64))
ok Unbreakable Enterprise Kernel (2.6.39-400.250.9.el6uek.x86_64))
NG Red Hat Compatible Kernel (2.6.32-573.3.1.el6.x86_64))
NG Red Hat Compatible Kernel (2.6.32-573.1.1.el6.x86_64))
ok Red Hat Compatible Kernel (2.6.32-504.30.3.el6.x86_64))

2015-09-06 追記

  • その後の調査で、/boot へマウントしていたファイルシステムの領域不足であることが判明した。すべてのファイルシステムを dump でバックアップし、領域サイズを見直しながら fdisk を行い、ファイルシステムを元通りに restore した。
  • 上記の NG だったカーネルからのもブートが出来るか確認したところ、問題なく起動できるようになった。
  • ちなみに、現在の領域サイズは次のとおりである。以前は、/boot の領域サイズが189MB しか割り当てられておらず、Usage が 96% を超えてぎりぎりの状態だった。
  • 常時 6 つの異なるバージョンが維持される領域としては少なすぎた。
$ df -h
Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/mapper/vg_ol6-lv_root
                       27G   24G  2.1G  92% /
tmpfs                 1.5G   16K  1.5G   1% /dev/shm
/dev/sda1             485M  181M  280M  40% /boot
$ 

作成者: ブログの住人

電脳軟件を設ふ生業にて禄を食む者也。

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